2007-03-17 10:40:45 |
■【キャペリン】という名の魚。 さて、前回の画像の魚。 (もう1度よく見てね。) どっからどう見ても【ししゃも】ですよね? でも、実はみなさんが昨今【ししゃも】と思って食しているもののほとんどが【キャペリン】という名の魚なんです。 【キャペリン】は別名【カラフトシシャモ】と言われ、実際見た目や食感が【ししゃも】に似ている為、【ししゃもの代用品】として、1970年頃から、私たちの食卓に登場するようになったと言われています。 【ししゃも】は北海道の太平洋側にしか生息しない日本固有の魚で、秋に産卵のため川にそ上します。 【キャペリン(カラフトシシャモ)】は北太平洋北部から北極海に生息するマロータス属の海水魚で沿岸部で産卵します。生態的にはかなり大きな違いがあるのです。 近年ししゃもの漁獲量が激減したため、一般の販売はキャペリンで代用されるようになったんですね。 どうですか? 知らなかったでしょ?? では、【本当のししゃも】は一体どこへいったのでしょうか? もう私たちは【キャペリン】ではない【本当のししゃも】を食すことはできないのでしょうか・・・?? その話はまた、次回のお楽しみに・・・。 |
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